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コスパ最高!値落ち率が低い車ランキング

2018年10月22日

いくら大枚をはたいて購入した新車でも、数年たてば立派な中古車なので価値が落ち、「え?こんなに安いの?」なんて、びっくりすることも少なくありません。

とはいえ、乗り換え時の値落ち率が低い車種もあり、それをリセールバリューの高い車とも呼び、車両の状態にはよりますがそういった車種を知っておけば、短いスパンで車を乗り換える際のロスを抑えることが可能です。

そこで今回は、新車購入後初めての車検となる3年落ち、走行距離目安3万km以内の時点で、「値落ち率が低い」と思われる車種を、ランキング形式で大公開したいと思います。

なお、このランキングは中古市場における流通データをもとに、3年後の値下がり率を独自予測した結果であり、モデルチェンジなどの要素で日々相場は変化するため、必ずしもこの通りになるわけではないことを、初めにお断りしておきます。

第10位 トヨタ シエンタ 新車価格比:3年落ちで約55%

「トレッキングシューズ」をモチーフとした、機能性と動感を表現する奇抜なデザインと、多彩なシートアレンジが人気を博しているシエンタも、乗り換え時に有利となる値下がりしにくい車種の1つです。

現行の2代目は、初代モデル登場から実に12年ぶりとなる、2015年に販売開始されたため、そろそろ買い替えによる中古出物も、市場では増え始めてきました。

つい先日までは、もっと上位に入るはずでしたが去る9月11日、2列目シートを倒すことで、最大2m6cmものフラットなラゲージスペースを確保できる、「FUNBASE X」「FUNBASE G」が新設定されたため、少しだけ値下げ幅が増大傾向を見せています。

第9位 日産 セレナ 新車価格比:3年落ちで約55.8%

ここにきてようやく、ファミリー層に絶大な人気を誇るミニバンセレナが、日産車としてランクインしました。

初登場となる1991年当初は、前身車種であるバネットの冠が付いていたものの、1994年のマイナーチェンジでそれが外れ、独立した車種となり、以降3度のメジャーチェンジを経て、2016年8月に登場した5代目が現行モデルです。

また今年2月、「ノート」に実装されている電動パワートレイン、「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」の販売がスタートしており、こちらの将来的な値引き率は非搭載モデルより、かなり低くなってくると考えられます。

第8位 ホンダ フリード 新車価格比:3年落ちで約56%

初登場時のキャッチコピーは「ちょうどイイホンダ」、亡きジョンレノン氏のご子息である、ショーンレノン氏が登場したCMも話題になり、スマッシュヒットしたフリードの現行2代目モデルも、非常に値下がり率の低い車種です。

フロントウィンドウのデザインや、薄型化されたメーターの配置、フロントピラーの縮小などの工夫によって、初代モデルで「見にくい」と指摘されていた、前方視界の拡充を実現し、1~3列目のヒップポイント間距離を拡大することで、居住空間にゆとりを持たせています。

第7位 トヨタ クラウン 新車価格比:3年落ちで約56.5%

「いつかはクラウン」という、キャッチコピーで象徴されているように、多くの方がいずれオーナーになりたいと憧れるトヨタ、いや日本を代表する高級セダンであるクラウンが、第7位に入賞しました。

本来、もう少し上位にいても良い車種ですが、今年6月5年半ぶりにフルモデルチェンジされた、15代目クラウンが登場したため、若干値下げ幅が大きくなってしまいました。

とはいえ、新型クラウンを購入した場合、それを3年後に売却するときのリセールバリューを予測するなら、「値落ち率の少ない車種」として上位に食い込んでくることは、疑いのないところです。

また、クラウンと双璧をなす「マークX」についても、それに引っ張られるようにこのところリセールバリューが下がり、今回はトップテン入りを逃しました。

しかし、近年トヨタが展開している、

ウィッシュ(2017年11月終了)
アイシス(2017年12月終了)
FJクルーザー(2018年1月終了)
オーリス(2018年3月終了)
アベンシス(2018年4月終了)

の撤退などといった「車種リストラ戦略」と、車格の近いカムリがトヨペット店に投入され、好調な販売実績を残していることから、マークXというブランド自体「消滅」するのではないか、とも推測されています。

仮に、マークXが無くなった場合、マークⅡ時代から乗り継いできたような、根強いファン層の中古需要が増加するため、再度リセールバリューが持ち直してくる可能性もあります。

第6位 スバル レヴォーグ 新車価格比:3年落ちで約57%

2014年初登場したこのレヴォーグについて、開発・販売元のスバルはステーションワゴンではなく、「スポーツツアラー」と呼称していますが、そのこだわりを示すように同社のレガシーツーリングワゴンより全長を約10cm、全高を約5cmダウンサイジング。

道路幅などが狭い交通環境の日本国内で、取り回しやすいサイズ感を打ち出しながら、全幅は同サイズであるため、車内空間やバゲージスペースにゆとりを感じることができます。

また、2017年のビッグマイナーチェンジでは、アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をサポートする新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」を、スバル車として初搭載し話題になり、高めのリセールバリューを維持しています。

第5位 トヨタ CH-R 新車価格比:3年落ちで約58%

4代目プリウスに次いで2車種目となる、「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を採用し、2016年12月発売がスタートすると、瞬く間にトヨタの人気車種となったコンパクトSUVのこちらが第5位。

2014年から3年連続、SUV新車登録販売台数第1位を獲得した、ライバル「ヴェゼル」を2017年には抜き去り、2018年上半期でもそれをしっかりキープしているため、ランキング的に今後上昇してくることも考えられます。

第4位 ホンダ ヴェゼル 新車価格比:3年落ちで約59%

N-BOXの大ヒットで、完全に息を吹き返したホンダが、ミニバンの使いやすさと燃費性能やクーペの艶やかな佇まいを、高レベルで併せ持つ車種として開発したヴェゼルが、ようやくトヨタの牙城に割り込みました。

レジェンドやアコードなどといった、ホンダ上級セダンと同等の吸音・遮音素材を使用することにより静粛性を高め、長距離運転でも疲れにくいよう、シートバック角度を調整するなど、各所にホンダのこだわりが感じられます。

2016年のマイナーチェンジにより、一部グレードに先進安全支援運転システムである、「ホンダセンシング」が標準装備されたことで、もともと高かったリセールバリューも、さらに上昇傾向を見せています。

第3位 トヨタ ハリアー 新車価格比:3年落ちで約62%

高級セダンの乗り心地の良さと、クロカンの走破性能を併せ持つ車種を目指して開発され、「高級クロスオーバーSUV」という、新ジャンルのパイオニア的車種となったハリアーが、今回表彰台入りを果たしました。

1997年に初代が登場ししたハリアーもすでに3代目、2016年6月ビッグマイナーチェンジしたのが現行モデルですが、オリンピックイヤーの2020年辺りには、4代目が登場するともうわさされています。

現時点では、高いリセールバリューを誇る現行ハリアーですが、メジャーチェンジがなされると大きく値下がりする可能性がありますので、今後1~2年のうちに乗り換えを視野に入れている方は、マメに情報をチェックしておきましょう。

第2位 トヨタ エスクァイア&ヴォクシー&ノア 新車価格比:3年落ちで約63%

第2位には、トヨタが誇る「ミニバン3兄弟」である3車種が、仲良くランクインしました。

フロントグリルと、リアのデザインが異なることや選択できるホイールサイズ、1色ずつオリジナルカラーが設定できることなど以外は、基本的に同じベースの車種ですが、13年近く前に先行登場し人気を維持している、ヴォクシー・ノアの方が若干知名度もあります。

しかし、この2車種より「上級感・高級感」を出すことを目的として、トヨタが肝いりで開発したエスクァイアの方が、同じ車両条件であれば2姉妹車種より、若干リセールバリューも高めになっています。

第1位 トヨタ アルファード&ヴェルファイア 新車価格比:3年落ちで約66%

今回見事トップの座に座ったのは、トヨタが単なるミニバンではなく、「大空間高級サルーン」と位置づけ開発し2015年に現行モデルが登場した、アルファードとヴェルファイアの姉妹車種です。

姉妹揃って、2015年にメジャーチェンジされた2代目(アルファードは3代目)が現行モデルで、フロントグリルのデザインやグレード構成、販売チャネルがアルファードはトヨペット、ヴェルファイアはネッツであること以外、基本的に同じスペックです。

しかし、どちらかと言えば姉にあたるアルファードよりヴェルファイアの方が、同じヴェルファイアでもガソリングレードより、上位グレードであるHVモデルの方が、値引き率が低い傾向にあります。

番外編その1 トヨタ ランドクルーザー&プラド 新車価格比:7年落ちで約71%

ここまで、「3年落ち・3万km以内」の時点で値下げ幅率が低い車種を見てきましたが、中にはそれを大きく超えても、高く売れる車種も存在します。

その代表格が、強靭な足回りとボディー耐性によって悪路をものともせず走破する、大型SUV車種です。

特に、トヨタのランドクルーザーとプラドについては、少々傷やヘコミがついていても、修復歴がなければ、7年落ちで7万km程度走行している車体であっても、65~70%オーバーという、べらぼうに高いリセール率を誇ります。

ちなみに、3年落ち時点で値引き率の低さランキングトップに立った、ヴェルファイヤのリセール率は良くて65%程度ですから、いかにこの2車種の値引き率が低いか、良くお分かりいただけるはずです。

番外編その2 トヨタ ハイエース 新車価格比:10年落ちで約35%

国内需要でのリセールバリューを決定付けるのは、「10年or10万km走ると寿命」という、ちょっと間違った中古車に対する認識ですが、海外ユーザーはそんなこと微塵も気にしていません。

そして、前述したランドクルーザーやプラドについても、「10年or10万km」の壁を境にしてグンとリセール率が低下するものの、海外需要の多さからその壁を軽く超えてくる車種こそ、トヨタのハイエースです。

あくまで経験談ですが、20年落ち・走行距離18万kmのハイエースに、「25万円」の値段を付けて買取したこともありますので、万が一ハイエースを査定に出して「廃車したほうがいい」なんて言われても、絶対に受け入れてはダメです。

番外編その3 旧車として人気のスポーツ車種

1980~90年代前半全盛を迎えていた、

スカイラインGT-R
スープラ
NSX
ランサーエボリューション

など、往年のスポーツ車種の値下がり率については、他車種の常識が一切通用しません。

こういった「絶版車種」は、中古車市場での玉数も少なく、状態がイイものとなればプレミアがついているケースも多々あるほど、高いリセール率をキープしています。

他にも、スバルインプレッサSTI・トヨタMR-2・日産シルビアなども、上記した車種より値引き幅は増加しますが、車体の状態が良ければまだまだ価値があります。

また、スカイラインGT-R後継車種として、2007年から現在まで販売中の「GT-R」や、トヨタとスバルが共同開発した、「86(スバルではBRZ名義で販売)」。

さらに2017年9月、待望の5代目モデルが販売開始(予約制)となった、「シビックタイプR」などの現行スポーツ車種も、当然高いリセールバリューを維持するものと考えられます。

【絶版車種】
メーカー・車名 新車価格比
日産 スカイラインGT-R(1995年式~R33型) 約31%
トヨタ スープラ(1993年式~A80型) 約22%
ホンダ NSX(1990年式~NA1/2型) 約20%
三菱 ランサーエボリューション(1998年式Ⅳ) 約17%
他の旧スポーツ車種 約5~12%
※いずれも走行10万km程度とする

【現行車種】
メーカー・車名 新車価格比(3年落ち)
日産 GT-R 約66%
トヨタ 86 約57%
ホンダ シビックタイプR 約56%

値落ちしにくい車種に共通する特徴とは

値落ちしにくい車に共通する特徴を述べる前に、「商売の鉄則」から確認しておくと、高くしかもすぐに売れる商品を、売り手が好んで仕入れるのは当然のことです。

となると、前出したランキングを見て、「あれ?なんで今売れまくっているはずの、アクアやプリウス、それに軽自動車が入ってないの?」と思った方もおられるはずです。

しかし、新車で売れまくった車種は中古市場に出回っている数も多く、在庫としてどうしてもだぶつくため、販売価格を安く設定して売りさばかねばならなかったり、併せて価格競争が発生することから、どうしても安く仕入れなければならないのです。

また、こういった車種は「購入コストや維持費が安い」ことこそ、主な購入理由となってくるため、短いスパンでの買い替えではなく、長期間長距離乗り潰してコストを削減しようと考えるオーナーさんが多いのも、リセールバリューを下げている原因になっています。

一方、ランクイン車種のように購入コストがかさんでも、カーライフや趣味とマッチした車に乗りたい、と考えるオーナーが選ぶ車種の場合、人気があって高値で中古販売可能ながら、いかんせん出回っている数が少ないため、値落ち率も低めになるのです。

なお今回、3年落ちでの乗り換え需要に現実味がないため、「番外」とした車種についても、仮に3年落ちで手放す場合は当然ランクインしてきますし、今やレア車種となりつつある「ホンダS660」も、軽自動車ですがランクに入ってきます。

ちなみに、軽自動車に限定した場合の「値落ち率の低い車種ランキング」を、第5位まで一覧表で提示しますので、軽自動車の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

順位 メーカー・車名 現行販売開始 新車価格比(3年落ち)
第1位 ホンダ S660 2015年4月 約64%
第2位 ダイハツ コペン 2014年6月 約60%
第3位 ホンダ N-BOX 2017年8月 約54%
第4位 ダイハツ タント 2014年12月 約52%
第5位 ホンダ N-WGN 2013年11月 約50%

まとめ

10位以内に、6車種がランクインしていることでもわかる通り、人気や新車時の販売台数に関わらず、とにかく「トヨタ車」の値落ち率が総じて低くなっています 。

トヨタ車は、「壊れにくく長持ちする車が多い」ため、値下がりしにくくなっているのですが、この認識は国内に限らず海外にも浸透しているため、輸出用中古車としての価値が高いことも、それに拍車をかけています。

とはいえ、「値落ち率の少ない車」を選んで購入すれば、買い替え時の査定や下取りにおいて有利になるのは確かですが、それでも査定士は1円でも安く買取しようと、あらゆるセールストークを繰り出し、ユーザーに揺さぶりをかけてきます。

高い査定額が期待できる、値落ち率の低い車種であればあるほど、買取業者によって大きな差が生じてきますので、必ず「一括査定」を活用し複数社へ査定依頼をかけ、査定額を比較対照するようにしましょう。

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