ガソリンを入れる際に、満タンにするか少しだけ入れるか迷うことがあるかもしれません。
燃費に良いのはどちらかなのか諸説ありますが、実際にはどうなのでしょうか。
ガソリンの入れ方について、考えてみましょう。
ガソリンは少しずつ入れた方が燃費に良い?
ドライバー達へのアンケートでは、満タンにする人と少しずつ入れる人は、割合ではあまり変わりません。
満タンにする人のほうが、少し多いくらいです。
少しずつ入れる人が意外と多いのは、車の燃費は車重が軽い方が向上するからと考えられます。
F1でも燃費を良くするために満タンにせず、レースを走るのに必要な分だけを入れています。
満タンと少しずつ入れた場合、燃費はどのくらい変わる?
満タンにした場合と、少しだけ入れるときと燃費はそこまで大きく変わるのでしょうか。
ガソリンを満タンにすると、40リットルから50リットルほど給油することになります。
排気量によって燃料タンクの大きさは変わりますが、平均的にはこれくらいのサイズです。
満タンになると、40キロから50キロは車重がアップすることになります。
大人一人分の体重と言っても、良いかも知れません。
これだけの車重が増えるので、燃費は少し落ちます。
あるデータによると、リッター1kmくらい変わってきます。
ですのでガソリンは少しだけ入れた方が、燃費に貢献することが分かります。
ガソリンを満タンにした方がお得な場合も
ガソリンを満タンにした方が、お得な時や安全な場合もあります。
どのようなときに、満タンにした方が良いですか。
★ガソリンが安い時期
★地方への長距離ドライブ
ガソリンが安い時期には満タンにしておいた方が、お得になります。
値段は時期ごとに変動しますから、少しずつ入れていると価格が高いときに、何度もガソリンを入れなくてはいけなくなってしまいます。
地方へ長距離ドライブをする際にも、満タンにしておいた方がお得です。
高速道路の途中でガソリンが少なくなってくると、サービスエリアのスタンドで給油しなくてはなりません。
サービスエリアのスタンドは、価格が高めなのでお得ではないですよ。
しかし家の近くを走るだけで、いつでもガソリンスタンドが近くにあるときなどは、少しずつ入れた方が燃費に貢献することは事実です。
ガソリンを満タンにするか少しだけ入れるかは、車の使用の仕方で判断すると良いでしょう。
車重は軽い方が、燃費が良いため、ガソリンは少しだけ入れた方が、燃費には貢献するという点は覚えておいて下さい。